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いつか見た日本


日本の風景を、絵に描くような気持ちで写真に収めました。全ての写真は偶然出会ったものであり、私にとって懐かしく感じられる風景です。

普通の人々


私は、生きている間にどれだけの人と出会い、彼らを知り私の事を知ってもらうことが、出来るのでしょうか。「いつか見た日本」を捜し求める旅の途中で日本に生まれ、日本の文化のもとに育った自分を感じました。

木造校舎の子供たち

子供達が、自然の中で遊び、学ぶ、そのような風景に漠然とした憧れを持っていました。そこには大きな木があり、風にそよぐ草むらがあり、そして木造校舎が目に浮かんできます。そんな風景を、とどめておきたいという気持ちからシャッターをきりました。

Live at AIREGIN


横浜に「AIREGIN」という2009年に40周年を迎えた老舗のジャズのライブハウスがあります。連日すばらしい演奏が繰り広げられています。私は約15年前よりこのライブハウスでライブシーンを撮影させていただいておりますが、2009年6月にキヤノンギャラリーで開いた写真展ではデジタルカメラのみで撮影したもので構成いたしました。

square dream


人々の笑顔を見ていると幸せな気持ちになります。夢を持っている人たちの笑顔は素敵です。そのような人たちに会いに行きたいと思いました。彼らを写真に撮ることによって私自身が、再び夢を持ち、笑顔になれると思いました。それらの写真は、私以外の多くの人々にも夢と、笑顔を与えると思います。

塀の内の子猫たち


家の塀の内側に、野良猫の子猫たちがすみつきました。とてもかわいらしい目をしていて見ていて飽きることがありません。生きることに精一杯な彼らはお互い助け合い、仲良く、そして強く生きていました。

Dark room


私の父がグラフィックデザイナーだったので、子供のころよく手伝いで入っていました。なぜか私は当時この空間が一番好きでした。現像液に印画紙を入れると赤い光の中で画像が出てくる様子に、わくわくしたものです。一度現像の途中に明かりをつけてしまい父にえらく怒られたのを覚えています。その父も15年以上前に他界いたしました。そしてこの空間を引き継ぎました。機材に関しては当時のもので残っているものは殆どありません。正面の木の引き出しぐらいです。私の代に流しも伸ばし機も入れ替えました。今でもこの空間は私のお気に入りの場所です。作品作りや、仕事(近頃は少なくなりましたが)で一日中入っていることもあります。

Light room


現在一番使用している作業空間です。実はこの部屋も、私の父が仕事で使っていたところです。机は父のものです。他はやはり全て変えてしまっています。父が仕事をしていたころは今プリンターが置いてある所に写植機がありました。夜遅くまで仕事をしていたことを覚えています。当たり前のことかもしれませんが、私はここで父と会話を持った記憶が余りありません。大変厳しい人でした。私はいつも怒られてばかりでした。モニターの上に掛けてあるポスターはTha Family of Man という写真展のものです。もともとは1950年代にエドワード・スタイケンというカメラマンが中心となり500人あまりのカメラマンが参加し、ニューヨークで開かれた壮大な人間叙事詩ともいえるような写真展です。これは、1993年に青山ベルコモンズで忠実に復刻された展覧会の時のポスターです。本当にすばらしいものでした。人間の喜び、悲しみ、怒り、さまざまな感情をこれほどまでに見事に表現した写真展は、最近は無いように思えます。

gallery -pickup-






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